Webライターがきつい5つの理由|1年専業ライターを続けて分かったことを解説

Webライター
ナナコ
ナナコ

こんにちは!フリーWebライターのナナコです。

  • Webライターの仕事ってきついの?
  • Webライターを始めてみたけど、思ったよりきついな…
  • Webライターとして活動している人は、きつい仕事をどうやって乗り越えたんだろう?

上記のような悩みを持っている人も多いのではないでしょうか?

「Webライターの仕事は始めやすい」と言われている反面、初心者にはきつい仕事としても知られています。

Webライター歴1年の私も、始めたばかりの頃はキツイ経験を山ほどしました。

そこで本記事では、現役Webライターの私が、Webライターの仕事がきつい理由と、きつい時期を乗り越えた方法について紹介します。

初心者Webライターが最初にぶつかる壁をあらかじめ知っておけば、頭のなかでの対処がしやすくなるでしょう。

ぜひこの記事を通して、Webライターの“リアル”をのぞいてみてください!

結論:Webライター駆け出しの頃は本当にきつい!

結論から言うと、Webライターを始めたばかり頃は、仕事の何もかもがきつかったです…

「Webライターは始めやすい・誰でも始められる」と言われていますが、それでも挫折する人が多いのは仕事のキツさが理由かなと。

しかし、1年経った今の私は、月に30万円ほど稼ぎながらやりがいを持って仕事をしています。

これまでの経験を踏まえて言えることは、きつい時期を乗り越えたからこそ今があるということ。

初めはぐっと我慢して仕事をする時期はありますが、それを乗り越えた先に“やりがい”が生まれ、収入に結びついたと考えています。

初心者Webライターの仕事がきつい5つの理由

ここからは、私自身のWebライターを経験を踏まえ、初心者にとってWebライターの仕事がきつい理由を紹介します。

①単価が低くてぜんぜん稼げない

Webライターを始めたばかりの頃は、実績やスキルが全くない状態であるため、単価の低い案件しか獲得できません。

私が初めて受注した仕事は、1500文字の文字単価0.2円の案件でした。

1記事分を必死に書いても、報酬は300円ほど…

初心者にとって、1記事書いて1000円以下の報酬はざらです。

これだったら、「普通にアルバイトをしたほうがいい!」ってなりますよね。

だからこそ「Webライターは始めればすぐに稼げる!」と思っている人とほぼ挫折します。

駆け出しの頃は、「単価が低くて全然稼げない時期がある」ということを頭に入れておきましょう。

②初心者を狙った悪質な案件にひっかかりがち

初心者向けの案件が豊富に揃う「クラウドソーシング」には、悪質な安い仕事が掲載されています。

たとえば、1文字0.02円で10.000文字の案件など。

このような仕事を依頼するクライアントは、なかなか連絡がこなかったりと、ライターへの扱いが雑だったりと、対応が悪い人は多い傾向があります。

悪質なクライアントの存在を知っておかないと、初心者は超低単価の案件にまんまとひっかかってしまうでしょう。

実際に私も、Webライターへの対応が悪いクライアントと取引をしてしまい、かなり消耗しました。

泣きながら記事を書いた経験は今でも忘れません…泣

あまりにも単価が低い案件(文字単価0.2円以下)には手を出さないようにしましょう。

また、自分にとってストレスの溜まる仕事は、1記事が終わったらすぐに切る・次の依頼は断るという姿勢も大切です。

自分の身は自分でしか守れないので、仕事をうまく管理していく力が求められます。

③記事を書くのに時間がかかる

記事を書くことに慣れていない初心者Webライターは、1本の記事を完成させるのに相当な時間がかかります。

初めの頃は、3000文字の記事を書くのに10時間ほどかかっていました。

この状態が続くと、モチベーションも上がらないですよね…

とはいえ、執筆のスピードは書けば書くほどに上がっていきます。

駆け出しのときは、執筆するのにかなり時間がかかることを覚悟しておく必要があるでしょう。

④なかなか仕事を受注できない・すぐに仕事がなくなる

初心者ライターは実績がゼロの状態でスタートするので、初めは仕事がなかなか取れません。

実際に私は、クラウドソーシングにて毎日3〜4件ほど提案していました。

しかし、なかなか提案が通らない…

提案が通っても、単発案件ですぐに仕事が終わってしまい、次の仕事を探さないといけない…

この状況の繰り返しでした。

でも、これを繰り返していくうちに長期的な契約の仕事が取れるようになったり、記事の単価が上がったりと、だんだんと仕事が増えていきました。

Webライターを初めてすぐの頃は、当たって砕けろ精神で仕事に提案する姿勢が必要でしょう。

⑤締め切り・納期との戦い

Webライターの仕事には納期が設定されているので、期日までに必ず記事を仕上げなければいけないというプレッシャーがあります。

初心者は執筆にかなりの時間を要するため、納期前に焦ってしまうケースも少なくありません。

私自身も、徹夜で記事を執筆した経験があります…

しかし、納期を守れないことはWebライターにとって致命的なミス。

クライアントからの信頼が落ちてしまい、他の仕事も受注しにくくなってしまいます。

だからこそ、納期に余裕を持って取り組む管理力やプレッシャーに耐える力が必要でしょう。

納期のプレッシャーはWebライターを続ける限りずっとつきまとうものなので、納期を管理してスケジュールを組む力は欠かせません。

初心者Webライターの“きつい”時期を乗り越えた方法

ここからは、実際に私がWebライター初心者のきつい時期を乗り越えた方法を紹介します。

きつい時期を乗り越えてしまえば、時間や場所にとらわれず働けて、将来性のある仕事です。

「これから挫折することなくWebライターを続けたい!」という方は、ぜひ参考にしてください。

初めは稼げない!という前提で仕事をした

「初めは稼げない」
「ある程度は量をこなさないと、稼げるようにならない」

上記のことを大前提として仕事を始めること、これが非常に大切です。

実際のところ、Webライターは仕事を始めるにあたって特別なスキルが不要なため、簡単に稼げるのでは?と思っている人も多いようです。

しかし、「簡単に在宅で稼げる」「パソコン1台ですぐに稼げる」と期待していると、現実とのギャップで挫折してしまう人が多いのも事実。

私の周りにも、開始2、3ヶ月でWebライターを辞めてしまった人がたくさんいます。

「初めは稼げない」ということを念頭に置くだけで、気持ちの面で一気に取り組みやすくなります。

すぐに稼ぐことへ期待することなく、少しずつ・確実に取り組んでいく姿勢を大切にしてください。

本やブログでWebライティングを勉強した

Webライターで稼ぐには、文章力の向上が欠かせません。

ただ記事を書いているだけでは、文章スキルはアップしないもの。

Webライターとして長く活躍するには、やはりライティングについて自ら勉強することが重要でしょう。

私自身は、有名なWebライター・ブロガーさんの記事や本を読んで、少しずつ勉強しました。

初心者Webライターにぜひ読んでほしい本は、以下の記事で紹介しています。

自分の限界を定めず、どんどん提案・営業した

自分がやりたい仕事を獲得できるかどうかは、自分の行動力にかかっています。

だからこそ、自分が受注したい!と思う案件には、ためらうことなくどんどん提案してください。

「今の自分には、まだこの案件は無理かも」と限界を作っていると、いつまでたってもよい案件は受注できません。

私の場合、提案の“数”を繰り返すなかで、自分が書きたいジャンルの記事・高単価の案件を獲得できるようになりました。

自ら限界を作らずどんどん提案していくことこそ、初心者のきつい時期をできるだけ早く乗り越えるために必要な姿勢です。

Twitterで他のWebライターとつながり、モチベーションを上げた

Webライター専用のTwitterアカウントを作って他のライターとつながることは、モチベーション維持に非常に有効です。

SNSを通して同じ初心者Webライターとして活動する人の姿や、自分より先を歩く先輩ライターの姿をみることができ、仕事へのやる気が生まれるでしょう。

実際に私も、Webライターの人とつながったことで、きつい時期や孤独な時期を乗り越えることができました。

WebライターとしてSNSを始めるメリットは、他にもあります。

  • 他のライターやブロガーのツイートで日々勉強できる
  • Twitterで募集されているライターの案件に応募できる
  • Twitter経由で仕事の依頼が来ることも

「Webライターとして長く仕事を続けたい!」という方は、ぜひライター専用のアカウントを作ってみてください。

早い段階で直接営業に挑戦した

初心者であっても、できるだけ早く直接営業に踏み出すことをおすすめします。

クラウドソーシングには初心者向きの案件が揃っていますが、単価が安く、かつ手数料が20%も取られるので、手元に残る報酬が本当に少ないです。

一方、企業や個人に直接営業すると仲介者がいないので、手数料なしで報酬がもらえます。

直接契約の案件を取り始めてから、報酬が上がったことはもちろん、仕事のやりやすさ・やりがいも向上しました。

また直接契約では、ほとんどの場合で継続的な契約が前提となっています。

そのため、クライアントとの関係性を築きながら、長期にわたって仕事をもらうことができるでしょう。

初めての直接契約なら、「Wantedly」という企業とのマッチングサイト・アプリを活用するのがおすすめです。

Wantedlyは、ライターを募集している企業とつながることができるSNSです。

私自身も、初めての直接契約はWantedlyでつながった会社でした。

ある程度クラウドソーシングで実績を積んだら、ぜひWantedlyで直接営業をしてみてください!

まとめ:Webライターのきつい時期は最初の1年弱!

今回は、Webライターがきつい5つの理由と、きつい時期の乗り越え方を解説しました。

私が初心者のきつい期間を乗り越えた方法は、以下の通りです。

  1. 初めは稼げない!という前提で仕事をした
  2. 本やブログでWebライティングを勉強した
  3. 自分の限界を定めず、どんどん提案・営業した
  4. Twitterで他のWebライターとつながり、モチベーションを上げた
  5. 早い段階で直接営業に挑戦した

実際に1年間Webライターを続けるなかで「きつい」と感じたのは、初め〜10ヶ月目までです。

仕事が取れなかったり、報酬が少なかったりと、初めはかなり苦労するでしょう。

しかし、そこを乗り越えてしまえば、Webライターの仕事を見る目も変わります。

Webライターの仕事は将来性があり、かつ自由度の高い仕事です。

ぜひ今回の記事を参考にして、初心者Webライターにとってのきつい時期を乗り越えていただければと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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